【ファイバーレーザー溶接】板金加工におけるレーザー加工のポイント | ENSEIマシン事業部

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3Dプリンターの精度に影響する要素を徹底解説

3Dプリンターの精度は何で決まる?構造的要素・モデル差・材料特性・設置環境

製品開発や試作において、3Dプリンターは欠かせないツールとなっていますが、設計データ通りの寸法が出ない、嵌め合いがきついといった精度の問題に直面することは少なくありません。特に高い精度が求められる工業部品や精密模型の製作では、わずかな誤差が機能や品質に大きく影響するため、原因の特定と改善が急務となります。

こちらでは、3Dプリンターの造形精度を決定づける構造的な要素、安価な家庭用モデルと高剛性な業務用モデルで生じる精度の違い、材料の収縮特性や、設置環境の温度・湿度が造形結果に与える影響と対策についてご紹介します。

高精度とコストを両立する業務用3Dプリンターをご提案!

ENSEIマシン事業部は、中国製加工機メーカー「G-WEIKE」の日本正規代理店として、高精度かつコストパフォーマンスに優れた業務用3Dプリンターをご提案しております。導入しやすい価格帯でありながら、プロフェッショナルな要求に応える品質を備えており、開発効率の向上に貢献いたします。

大阪の展示場では、実機によるデモンストレーションを随時受け付けております。カタログだけではわからない実際の精度や操作性、造形物の仕上がりを、お客様ご自身の目で直接ご確認いただけます。

導入後のサポートも充実しており、設置や操作講習はもちろん、トラブル時の迅速なメンテナンス、さらに「ものづくり補助金」の申請支援までトータルでバックアップいたします。精度とコストのバランスが取れた最適な一台をお探しなら、ぜひENSEIマシン事業部にお任せください。

3Dプリンターの「精度」を決定する構造的な要素とは

3Dプリンターの「精度」を決定する構造的な要素とは

3Dプリンターの精度には、「寸法の正確さ」と「表面の仕上がり」の2つの側面があります。設計データとの差を抑えて理想の形状を再現するには、精度に影響する構造的な要素を正しく理解することが重要です。

こちらでは、造形精度に大きく影響を与える主要な要素について解説します。

Z方向(垂直)の積層ピッチ

積層ピッチは、素材を積み上げていく際の一層あたりの厚みを指します。このピッチが細かいほど、曲線部分の階段状の段差が目立ちにくくなり、滑らかな表面を再現できます。数十μm単位の設定が可能な機種であれば、より誤差の少ない精密な造形が可能です。ただし、ピッチを細かくするほど造形時間は長くなるため、目的の品質に応じた設定が必要です。

X-Y方向(平面)の解像度

Z方向が積み上げの細かさであるのに対し、X-Y方向の解像度は、平面を描く際の精細さを表します。FDM方式の場合、これはノズル径に依存します。微細なパーツを造形する場合は、小径のノズルを使用するか、光造形方式など解像度の高い方式を検討する必要があります。

サポート材の影響と処理後の変形

オーバーハング(空中に浮いた部分)を支えるサポート材の残り具合も、寸法精度に影響します。サポート材を綺麗に除去しきれないと、その分だけ設計値との誤差が生じます。

また、造形後の変形も見逃せません。特にUV硬化樹脂を使用する光造形方式の場合、吸水によって膨張する性質があるため、高精度を維持するには吸水率の低い材料を選ぶなどの配慮が必要です。

安価な家庭用モデルと業務用モデルでの「精度」の違い

安価な家庭用モデルと業務用モデルでの「精度」の違い

「安価な家庭用モデルは精度が低いのか?」と疑問に思う方は少なくありません。数万円の家庭用モデルと数百万円以上の業務用モデルでは構造や機能に違いがあり、それが造形精度に影響します。

こちらでは、両者の決定的な違いについて解説します。

反りや変形を抑える機能の有無

大きな違いは、造形エリアの温度管理機能です。樹脂は温度変化で収縮しやすく、「反り」や「歪み」が発生しやすくなります。業務用モデルの多くはヒートチャンバーなどで庫内温度を一定に保つ仕組みを備えており、大型造形や精密部品においても収縮を抑制し、寸法の安定化を図っています。

駆動系とフレームの剛性差

安定した精度を出すためには、筐体の剛性も重要です。業務用モデルは、高速稼働時でも振動を抑えるための堅牢なフレームや高精度なパーツが採用される傾向にあります。これにより、造形中の微細なブレを低減し、表面の荒れや寸法ズレを防ぐ設計がなされています。

サポート除去時の表面精度

業務用モデルには、水溶性サポート材を使えるデュアルノズル機が多く存在します。これらは本体材料とは異なる素材でサポートを造形できるため、除去跡を残さず滑らかな仕上がりが得やすいというメリットがあります。

材料や環境が精度に与える影響と対策

3Dプリンターの精度は、機種性能だけでなく「材料」や「設置環境」にも左右されます。高性能な機器でも条件が整わなければ、十分な精度は得られません。

こちらでは、材料と環境が精度に与える影響と対策について解説します。

材料ごとの収縮率の違い

樹脂材料は種類によって収縮率が異なります。ABS樹脂は強度や耐熱性に優れますが、収縮率が高く反りやすい特性があります。一方、PLA樹脂は収縮率が低く、寸法精度が出しやすい材料です。

温湿度管理による造形安定化

温度と湿度は造形品質に直結します。

室温の変化は樹脂の収縮に影響するため、エアコンで一定に保ち、プリンターにカバーをかけて急激な温度変化を防ぐことが反り対策として有効です。

また、多くのフィラメントは吸湿性があり、水分を含むと造形時に気泡やノズル詰まりの原因になります。使用していないフィラメントは乾燥剤と共に密閉容器で保管し、常に乾燥状態を保つことが不可欠です。

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ENSEIマシン事業部では、精度の高い業務用3Dプリンターの輸入販売および導入支援を行っております。業務用3Dプリンターの導入を検討している方は、ぜひお問い合わせフォームからご連絡ください。

【Q&A】3Dプリンターの精度についての解説

Q1.精度を決定する構造的な要素は何ですか?
A1.Z方向の積層ピッチ、X-Y方向の解像度、サポート材の処理後の状態が主な要素です。積層ピッチが細かいほど表面が滑らかになり、ノズル径が小さいほど微細な形状を再現できます。また、サポート材の除去が不十分だと寸法誤差の原因となります。
Q2.安価なモデルと業務用モデルの精度の違いは何ですか?
A2.温度管理機能、駆動系の剛性、サポート材の種類に違いがあります。業務用モデルはヒートチャンバーで温度を一定に保ち、堅牢なフレームで振動を抑制します。また、水溶性サポート材を使える機種では、除去跡を残さず滑らかな仕上がりが得られます。
Q3.材料や環境が精度に与える影響と対策は何ですか?
A3.材料の収縮率の把握と、設置場所の温湿度管理が重要です。収縮しやすい材料を使う際は特に温度変化に注意し、フィラメントを湿気から守る保管を徹底することで、安定した造形精度を維持できます。

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