columnお役立ちコラム
【価格】ファイバーレーザーとは?高品質・安価な製品選びの参考に!
CO2レーザー加工機をはじめ
ファイバーレーザーの特徴や使用用途をご紹介
ファイバーレーザーは従来の加工技術よりも優れた性能を持つことから、加工分野において主流になりつつあります。価格を抑えて高性能レーザー加工機を導入したいとお考えなら、ぜひお問い合わせください。
高品質・安価な製品を選ぶ前に!ファイバーレーザーとは?
自動車分野、鉄道車両、鉄鋼、造船など多くの産業分野で使われているファイバーレーザー。加工用レーザーの主力となっていますが、そんなファイバーレーザーについてどこまでご存じですか?
こちらでは、ファイバーレーザーとはなにか、使用用途についてご紹介いたします。
ファイバーレーザーとは?
ファイバーレーザーは固体レーザーの一種で、光ファイバーを媒体としたものです。ファイバーレーザーが誕生するまではYAG結晶を媒体とするYAGレーザーが主流でしたが、熱レンズ効果が発生するという不安定要素がありました。
励起YAGレーザーは、レーザーを発振するための励起結晶に励起光を当てることで結晶自体の温度が上昇し、結晶の内部と外部で温度差の分布ができてしまいます。この温度差によって結晶内部の屈折率が変化し、従来は平行に照射されるはずのレーザーが曲がって照射されてしまう現象が「熱レンズ効果」です。熱レンズ効果は、加工品質を不安定にさせる原因となります。
一方でファイバーレーザーは励起されるレーザー発振媒質が細く長いため、全体が均一に加熱され、熱レンズ効果が少ないのが特徴です。また、BPPが2~12mm・mradとビーム品質がよく、レーザー出力を変化させてもほとんど変化がないということから加工点での集光密度が安定し、加工品質が不安定になることもありません。
従来のYAGレーザーと異なる点として、発振効率もあります。YAGレーザーのランプ励起式のエネルギー変換効率は約3%ですが、ファイバーレーザーのエネルギー変換効率は約30%で、YAGレーザーと比べて約3倍も発振効率がよいことから、消費電力を大きく削減できます。
ファイバーレーザーのその他特徴として、メンテナンス性があります。発振部分がファイバー内にあり、融着されていません。ミラーやレンズなどの光学部品は露出していないため塵埃付着や光軸ずれの心配がなく、重要部分のメンテナンスは不要です。
ファイバーレーザーの使用用途
ファイバーレーザーの発振動作は、CW発振(連続発振)とパルス発振の2種類に分かれています。CW発振(連続発振)は高出力で、一定のピークエネルギーの連続照射を行うため、主に溶接や切断に使用されます。
一方でパルス発振は低出力で、パルス状の出力を一定の繰り返し周波数で発振します。そのため、主にマーキングや薄膜のパターニング、スクライビングなどの微細加工に使用されます。
ファイバーレーザーマシンをお探しの方は、大阪のENSEIマシン事業部をご利用ください。中国のメーカー・G-WEIKEが製造する高性能レーザー加工機の日本正規代理店として、お客様が満足のいくサポートを行います。まずはお気軽にお問い合わせください。
ファイバーレーザー価格の比較と最適な選び方
ファイバーレーザーの導入を検討する際、価格は重要な要素の一つです。しかし、価格だけで選ぶことはお勧めできません。ファイバーレーザーの性能やメンテナンスのしやすさ、サポート体制など多くの要因を総合的に考慮することが重要です。
まず、ファイバーレーザーの価格を決定する要因として、出力パワーや機能の違いがあります。高出力のファイバーレーザーは、厚い金属の切断や深い溶接が可能ですが、その分価格も高くなる傾向があります。一方、低出力のものは薄い金属や微細加工に適しており、比較的価格が抑えられます。
また、メンテナンスのしやすさも大切です。ファイバーレーザーはメンテナンスが少なく済むという特徴がありますが、具体的にはどれほどの頻度で部品交換や清掃が必要かを確認しておくと良いでしょう。特に、長期間使用することを考慮した場合、メンテナンス費用が総コストに大きく影響することもあります。
さらに、サポート体制も重要です。ファイバーレーザーは高度な技術を要するため、導入後のトラブルや疑問点に対して迅速に対応してくれるサポート体制が整っていることが望まれます。特に、現地でのサポートが受けられるかどうか、電話やメールでの対応が迅速かどうかなどを事前に確認しておくと安心です。
最後に、複数のメーカーや代理店から見積もりを取り、価格だけでなくサービス内容やアフターサポートの充実度も比較しましょう。これにより、最適なファイバーレーザーを選定することができます。ファイバーレーザーの価格に見合った価値を最大限に引き出すために、しっかりと情報収集を行い、総合的な判断をすることが肝要です。
ファイバーレーザーマシンを販売するENSEIマシン事業部
ファイバーレーザーとは、光ファイバーを媒体としたものです。安定した加工が可能、エネルギー変換効率がよいため省エネ、メンテナンス不要など様々な特徴があります。溶接やレーザー切断といった加工分野以外にも、幅広い用途での応用が期待されています。
大阪にあるENSEIマシン事業部では、品質にしっかりとこだわりを持って製造された中国G-WEIKE製ファイバーレーザーマシンを販売しております。国内メーカーと同じレベルの各パーツで製造されるG-WEIKEマシンですが、中国で生産することにより国内メーカーのおよそ半額~四分の三ほどの価格帯でご提供することが可能です。
ENSEIマシン事業部には中国語を解するスタッフが常在しており、リアルタイムでの現地スタッフとのやり取りを敏速に行えることから、設置から操作方法、困ったときのサポートまでご対応させていただきます。
展示場もございますので、「実際に製品を見てみたい」という方もお気軽にお問い合わせください。
ファイバーレーザーの種類・導入のメリットについて
ファイバーレーザー加工機やCO2レーザー加工機の導入をお考えの方へ
ENSEIマシン事業部の商品をご紹介
ファイバーレーザーマシン LF3015LNR
【板金加工&パイプ加工 一台二役のレーザー加工機】
高速かつ高精度な加工が可能。一台二役で購入コストと設置スペースを大幅に削减でき、より高い生産効率をもたらすことができます。
【ハイパワーファイバーレーザー】
高速・高性能なLF3015LNRはお客様のご要望に合わせてパワーをさらにアップすることが可能です。ワット数は1000W 2000W 3000W 4000W 6000W 8000Wよりご選択できます。加工する材質や材料の厚みに合わせてお選びください。
【オートフォーカスレーザーヘッド】
レーザーヘッドはオートフォーカス搭載で加工材料までの距離を自動調節します。自動調整速度は手動調整の10倍ほどで作業効率を確実にアップします。また、レンズには水冷ヒートシンクを備えておりレーザーヘッドの寿命を延ばします。
ファイバーレーザーマシン LCW-1500
【溶接・カット・クリーニングの3Wマシン】
溶接・カット・クリーニングの3つの機能を搭載。どちらの機能も落とすことなく、品物を高品質に仕上げます。
【タッチパネルで簡単操作】
簡単かつ迅速に操作できるタッチパネルを採用しています。材質や板厚ごとにパラメーターを保存することが可能なため、無駄な操作を省きます。
【さまざまな溶接方法に活用】
スポット溶接、うろこ溶接、連続溶接が可能です。ファイバーレーザーは熱影響が少ないため歪みも少なく、微細な溶接にも向いています。また、溶接速度が非常に高速であるという特徴もあり作業効率がアップします。
Co2レーザー加工機 LG-900N
【排煙ダクトがついているので煙も気にならない】
本体に排煙ダクトがついており加工中は自動で煙を外へ流してくれます。
【適した業界と用途】
CO2レーザー加工機は、広範な産業で使用されています。広告業界では看板やディスプレイの製作、工業分野では部品の切断や穴あけ、アートやクラフト分野での彫刻など多岐にわたる用途があります。
【様々な材質に加工することが可能】
有機物
紙、布、革、アクリル
無機物
ガラス、陶器、石
【ファイバーレーザー】価格を抑えて高性能レーザー加工機を導入するならENSEIマシン事業部へ
会社名 | ENSEI(遠誠株式会社) |
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