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【パイプ加工】自動切断機の機能・種類から導入メリット・選定ポイントまで解説!
パイプ用自動切断機の選び方ガイド!
パイプとは、中が空洞になっている円筒状の形状をした長尺物のことです。さまざまな材質で作られており、用途に合わせて鉄鋼、ステンレス、樹脂、コンクリートなどが用いられます。水道管やガス管などを思い浮かべるとイメージしやすいでしょう。
パイプ加工とは、このパイプをさまざまな用途に合うように加工することを指します。加工方法は、切断・曲げ・溶接など多岐にわたり、パイプ加工の種類と用途を理解することは、自動切断機を選ぶうえで非常に重要です。
こちらでは、自動切断機の機能や種類、導入メリット、選び方などについて詳しく解説します。
【パイプ加工】自動切断機の種類と基本機能

パイプ加工に用いられる自動切断機には、さまざまな種類があります。それぞれに特徴や機能が異なるため、加工対象や求める精度に応じて適切な機種を選択することが重要です。
レーザー切断機タイプ
- 特徴:高精度、高速切断
- 機能:複雑な形状切断、微細加工
丸鋸盤タイプ
- 特徴:低価格、シンプルな構造
- 機能:直線切断、角度切断
バンドソータイプ
- 特徴:多様な形状に対応、曲線切断可能
- 機能:直線切断、角度切断、曲線切断
プラズマ切断機タイプ
- 特徴:厚板切断可能、高速切断
- 機能:厚板切断、開先加工
ウォータージェット切断機タイプ
- 特徴:熱影響が少ない、さまざまな材質に対応
- 機能:熱に弱い材質の切断、複合材切断
いずれの機種も、コンピューター制御による自動化により、高精度で迅速な切断を実現します。パイプ径や切断速度などのパラメーターを入力し、起動ボタンを押すだけで自動的に切断が開始されます。これにより、手作業による切断に比べて作業効率が大幅に向上し、人的ミスの削減にもつながります。
【パイプ加工】自動切断機の導入メリット

パイプ加工において自動切断機を導入するメリットは、生産性向上・人件費削減・加工精度向上・品質安定化・材料無駄削減によるコストダウン・作業環境改善・安全性向上など、多岐にわたります。
自動化により、従来手作業で行っていた工程を機械化することで、生産能力が向上し、人件費を削減できます。
また、手作業によるバラツキがなくなるため、加工精度と品質の安定化につながります。
さらに、材料の無駄を削減することで、コストダウンにも貢献します。
自動切断機は、作業者の負担を軽減し、より安全な作業環境を実現します。
例えば、日本金属株式会社の岐阜工場では、パイプ自動切断装置を導入することで、長尺パイプの端部切断とバリ取り作業の時間短縮を行えるようになり、端面品質向上や作業負荷軽減を実現しました。
特に、従来の切断機では生産性の低かった太径サイズに対応できるようになり、月産加工量の1/3以上をカバーできるようになりました。これにより、自動車向けや産業機器・住宅機器向けで高まっているパイプ需要に対応できる体制を構築しています。
【パイプ加工】自動切断機の選定ポイント・注意点
適切な選定を行うことで、生産性向上やコスト削減などの効果を最大限に引き出すことができます。
自動切断機の選び方
加工対象のパイプの材質と寸法
加工するパイプの材質(鋼管など)や寸法(外径、肉厚、長さ)によって適切な切断機の種類や機種が異なります。例えば、厚板の切断にはプラズマ切断機、薄い板金にはレーザー切断機が適しています。
必要な切断精度と速度
求める切断精度や速度も重要な選定ポイントです。高精度な切断が必要な場合はレーザー切断機が適しています。
予算と導入スペース
導入可能な予算や設置スペースも考慮する必要があります。レーザー切断機は高価ですが、品質向上や生産性向上を図れます。
メンテナンス性と操作性
メンテナンスの容易さや操作性も重要な要素です。定期的なメンテナンスが必要なため、メンテナンス費用や手間を考慮する必要があります。また、操作が簡単な機種を選ぶことで、作業者の負担を軽減できます。
導入における注意点
設置環境の確認
電源容量、設置スペース、換気設備など、導入予定の機種に適した環境が整っているか確認が必要です。
操作トレーニングと安全教育
自動切断機は、高電圧・高圧力を使用するなど危険も伴います。事故防止のため、作業者への操作トレーニングと安全教育を徹底することが重要です。正しい操作方法だけでなく、緊急時の対応手順なども周知徹底しておきましょう。
定期的なメンテナンスと部品交換
自動切断機は、定期的なメンテナンスと消耗部品の交換が必要です。適切なメンテナンスを行うことで、機械の寿命を延ばし、安定した切断品質を維持できます。メンテナンススケジュールを作成し、計画的に実施することが大切です。
切断屑の処理方法
切断作業では、金属片や粉塵などの切断屑が発生します。これらの切断屑は適切に処理する必要があります。集塵機を活用する、作業場をこまめに清掃するなど、安全衛生面にも配慮した処理方法を確立しましょう。
これらの注意点を事前に確認し、適切な対策を講じることで、自動切断機の導入を成功させ、生産性向上につなげることができます。
【パイプ加工】自動切断機導入による生産性向上のポイント
自動切断機を導入するだけでは、最大限の生産性向上は実現できません。導入効果を最大化するためのポイントを解説します。
適切な機種選定
加工するパイプの材質、寸法、形状、必要な精度に応じて最適な機種を選定することで、加工効率を最大化できます。
自動化とシステム連携
材料供給、切断、バリ取り、搬送などの工程を自動化し、システム連携することで、生産性を向上できます。無人化や省人化にもつながり、人件費削減にも効果的です。
定期的なメンテナンス
定期的なメンテナンスを実施することで、機械の故障やトラブルを未然に防ぎ、安定稼働による生産性向上につなげられます。また、刃の交換時期を適切に見極めることも重要です。
これらのポイントを押さえることで、パイプ自動切断機の導入効果を最大化し、生産性向上を実現できます。
最適な自動切断機で生産性向上を図ろう!
パイプ加工における自動切断機の導入は、生産性向上、品質の安定化、コスト削減、そして作業環境の改善に大きく貢献します。最適な機種選定のためには、加工対象のパイプの材質・寸法、切断精度・速度などの機能、そして予算や導入スペースを考慮することが重要です。機種によって加工可能なパイプのサイズが異なるため、自社のニーズに合った機種を選ぶ必要があります。
導入後も、定期的なメンテナンスや操作トレーニング、安全教育を実施することで、機械の性能を最大限に活かし、安全かつ効率的な運用を行うことができます。最適な自動切断機を導入し、パイプ加工の生産性向上を図りましょう。
ENSEIマシン事業部では、パイプ加工が可能なファイバーレーザー切断機を多数取り扱っております。パイプ専用の切断機もあり、丸パイプ、角パイプ、アングルパイプ、H鋼、チャンネルパイプなどさまざまなパイプに対応可能です。パイプ用自動切断機の導入をお考えの際は、ENSEIマシン事業部の製品をぜひご検討ください。
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